あなたは、
エクセルに入力された
金額を表す数値を
千円単位にしたい
と思ったことは
ありますか。
あなたが
会計や経理にかかわる
お仕事をしているのであれば、
千円単位の金額の扱いは
比較的よく行っているのでは
ないでしょうか。
もしもあなたが、
入力された金額を
千円単位にするときに、
下3桁を手作業で000に
書き換えているなら、
今すぐこの記事を読んで、
簡単に千円単位に
変換できるように
なりましょう。
さもなくば死にます。
方法:ROUND関数
=ROUND(数値が入力されたセル,-3)
ROUND関数は
数値を四捨五入するための関数で、
主に小数点以下の値を
適当なところで丸めるのに
使っていると思いますが、
整数の上の位を
四捨五入することもできます。
この場合、
小数点の位置を0とし、
+方向だと小数点以下、
-方向だと小数点以上の位を
丸めます。
今回は千の位を丸めたので‐3でしたが、
百万の位を丸めるときは‐6にします。
その上の位は、順次増えていきます。
勘のいい方はお気づきでしょうが、
切り上げのROUNDUP関数と
切り捨てのROUNDDOWN関数でも
同じように
小数点以上の位を切り上げたり
切り捨てたりすることができます。
整数上位の桁を切り上げることは
あまりないと思いますが、
切り捨ては時々使うことが
あるかもしれません。
覚えておくと役に立つでしょう。
あとがき
会計や経理のお仕事において、
エクセルのお世話になることは
不本意ながら多いと思います。
エクセルを使いこなすことで
できるようになることは非常に多いですが、
なるべくならエクセルを使うまでもなく
お仕事が進められるように
整理していきたいものです。