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【#鬼滅の刃】上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の強さまとめ【戦闘能力考察】

漫画「鬼滅の刃」に登場する上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の強さについて考察する。

なお、単行本未掲載話(178話)までのネタバレを含むので、未読の方、単行本派の方はブラウザバックしていただくか、それを承知の上でお読みいただきたい。

概要

首領・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)直属の十二人の鬼・十二鬼月の一人。

位は上弦の壱。

人間だったころの名前は継国巌勝(つぎくにみちかつ)。
鬼殺隊霞柱・時透無一郎の祖先にあたる人物。

始まりの呼吸の剣士のうちの一人でもある。

鬼舞辻無惨の血により人間から人外へと変貌した存在。

人食いの衝動があり、人を食うほど力が増す

肉体の強度や膂力が並の人間より格段に優れているほか高い再生能力を持ち、通常の物理的な攻撃では殺すことができない。

弱点は「太陽の光」。
太陽の光を吸収した鉱石で作った日輪刀で頚を斬ると殺すことができる。

藤の花も苦手にしていて、藤の花で作った特殊な毒で殺すこともできる。

太陽の光は基本的にどの鬼にも等しく有効だが、藤の花の毒は鬼の実力によっては効き目が減じられることもある。

幾つもの目玉が付いた怪しげな刀。

外見からして日輪刀ではないと思われたが、自身の肉から作られた刀であることが判明した(単行本未収録169話)。

上弦の鬼としての再生能力が反映されているため、折られても瞬時に再生する

鬼の肉体変化能力により、刀身を伸ばしたり刀身の途中から更に刃を生やすことができる。

また、鬼の肉から作られているために、太陽光が弱点で、純度の高い鉄から作られた日輪刀と打ち合うと灼け落ちてしまう

さらに、肉体変化の応用で、体中から無数に刀を生やすことができ、さらにその一本一本から月の呼吸の剣技を放つことができる(単行本未収録175話)。

余談

黒死牟の刀の初出は145話だが、ジャンプ本誌連載時は刀身に目玉が描かれていなかった。

単行本第17巻掲載にあたって、刀身及び鍔に目玉が加筆された。

十二鬼月

鬼の中でもとりわけ高い実力を持つ十二人の最強の鬼

鬼舞辻無惨の直属で、十二鬼月以外の鬼とは比較にならないほど強い

実力の高い順に、上弦の壱~陸、下弦の壱~陸の位が与えられている。
作中時点では上弦と下弦の間の実力の差は非常に大きい。

上弦は基本的に実力順で、下位の鬼が上位の鬼と戦い、勝利すると位が入れ替わる。ゆえに、上弦の鬼で位の高いものは、絶対的な実力を持つ。

下弦は鬼舞辻無惨が指名するもので、任命も剥奪も鬼舞辻の気分次第
作中では下弦の伍・累の敗北ののち、残る5人のうち4人が鬼舞辻によって処分され、残る1人は鬼殺隊に敗北し、下弦の鬼は壊滅した

上弦の壱

十二鬼月12人のうち上位6人に与えられる上弦の位、その中の最高位である壱の位を持つ。

つまり、鬼舞辻無惨を除く全ての鬼の中で最強であることを示している。

なお、無惨は黒死牟のことをビジネスパートナーと思っているらしい(鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録)。

戦闘技能

黒死牟の主な戦闘技能は以下の通りである。

    • 再生能力
      • 肉体変化
    • 身体能力
    • 血鬼術
  • 全集中の呼吸
    • 月の呼吸
      • 日の呼吸
  • 痣の者
  • 透き通る世界・至高の領域・無我の境地

黒死牟は十二鬼月であるので、他の鬼と同様の能力を持つ。

再生能力

鬼の例にもれず、高い再生能力を持ち、上弦の鬼であることから、上弦の弐・童磨、上弦の参・猗窩座に近い再生能力を持つ。

腕などに負った傷も、ほんの数コマで再生し、戦闘に支障ないところまで再生することができる。

また、刀も自身の体から作られたものであるため、同様に高速再生することができる。

最後には頚を落とされたが、執念で頭を再生し、一時は頚の切断からの死を克服しかけた(単行本未収録176話)。

肉体変化

鬼の中には自身の肉体を変形・変化させることができる者がいるが、黒死牟もその能力を持ち、己自身の肉からを作り出している。

この刀は黒死牟自身と同等の再生能力を持ち、さらに肉体変化により刀身を伸ばしたり、刀身の途中からさらに刃を生やすことができる。

身体能力

鬼は人間だったころよりも高い身体能力を持つため、黒死牟も人間だったころよりも高い身体能力を得ている。

霞柱・時透無一郎風柱・不死川実弥との戦いでかすり傷一つ負わず、岩柱・悲鳴嶼行冥との戦いでも服や髪に攻撃を受ける程度で有効打一つ受けていないことから、身体能力は抜群である。

前述の刀の変形により刀身が三倍ほどに伸びたが、それを全く苦にしないどころかそれまで以上の速度で刀を振り回していることから、尋常ではない膂力を持っていることが分かる。

また、数百年にわたる技の研鑽により、単なる身体能力だけでなく剣の技も超一級である。

血鬼術

多くの人を喰った鬼が使えるようになる異能・血鬼術。

黒死牟の使用する血鬼術は、呼吸法の剣技との同時使用による斬撃の実体化
月の呼吸の三日月型のエフェクトを刃として飛ばす能力である。

三日月のエフェクトそれぞれが、長さ大きさが常に変化する不定形な細かい刃を形成しており、風柱・不死川実弥曰く「長い経験で培われた感覚がなけりゃ無理だ」と評するほどに変則的な太刀筋を持つ(単行本未収録167話)。
この刃は単に斬撃というだけでなく体積と質量を持っており、攻撃を加えるとヒビが入

三日月のエフェクトは、戦闘開始当初は橙の軌跡に黄色の三日月だったが、岩柱・悲鳴嶼行冥と実弥が痣を発現してからは紫の軌跡に水色の三日月に変化した。

全集中の呼吸

かつて「始まりの呼吸の剣士」であった黒死牟は、人間のときに身につけた全集中の呼吸も使用することができる。

月の呼吸

作中初出の呼吸。

現在の鬼殺隊の呼吸は全て日の呼吸からの派生とのことだが、鬼殺隊に使用者のいない月の呼吸も、日の呼吸から派生した呼吸である(単行本未収録178話)。

他の呼吸の剣技と同じく、太刀筋にエフェクトがかかっている。
月の呼吸は三日月のエフェクトがかかっていて、どことなく見た目がファンシーである。

なお、この三日月のエフェクトは演出ではなく血鬼術により実体化した細かい斬撃である。

やたらと型の数が多く、水の呼吸の拾ノ型(水柱・富岡義勇のみ拾壱ノ型)を超えて最多である。

壱ノ型 闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや)

鞘から抜き放って放つ居合の剣技。

上弦の伍・玉壺にとどめを刺した霞柱・時透無一郎の霞の呼吸 漆の型・朧よりも速く、無一郎曰く「異次元の速さ」(単行本未収録165話)。

弐ノ型 珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)

大きな三日月形の斬撃を二つ放ち、無数の小さな三日月の斬撃を前方に撒く技。
この技で初めて、小さな三日月の斬撃と他の物体(日輪刀)との接触が描写された。

岩柱・悲鳴嶼行冥の岩の呼吸 肆ノ型 流紋岩・速征と打ち合い、行冥の顔に傷をつけた(単行本未収録第169話)。

参ノ型 厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)

大きな三日月型の斬撃を二つ同時に放つ剣技。
小さな三日月の斬撃の衝撃が地面にも届いている。

風柱・不死川実弥の銃による不意打ちを防いだ直後に放ったが、岩柱・悲鳴嶼行冥によって防がれた(単行本未収録168話)。

伍ノ型 月魄災禍(げっぱくさいか)

予備動作・振り無しで複数の斬撃を放つ技。
控えめに言って反則技

風柱・不死川実弥の一太刀を刀で受けた後に放ったが、回避された(単行本未収録167話)。

陸ノ型 常世孤月・無間(とこよこげつ・むけん)

間合いの外まで伸びる斬撃を複数飛ばす剣技。

風柱・不死川実弥に放ち、「動けば臓物がまろび出ずる」ほどの重傷を負わせた(単行本未収録167話)。

漆ノ型 厄鏡・月映え(やっきょう・つきばえ)

遠方まで伸びる斬撃を連続して放つ。
斬撃(紫)の周囲に三日月の描写はないものの、それと思しき孤を描く斬撃が多数発生している。
通常の刀身の倍以上の攻撃範囲と、それまで以上の速度を持つ。

刀変形後の剣技四連撃の一撃目に放った(単行本未収録172話)。

捌ノ型 月龍輪尾(げつりゅうりんび)

大量の三日月の斬撃を伴う超巨大な横薙ぎの一閃を放つ。
技の性質は月の呼吸 壱ノ型 闇月・宵の宮に似ているが、攻撃範囲が段違いに広い。

捌ノ型以降は本体の斬撃(紫)が乱れ、揺らぐような表現に変化している。

刀変形後の剣技四連撃の二撃目に放ち、風柱・不死川実弥の足に傷を負わせた(単行本未収録172話)。

玖ノ型 降り月・連面(くだりづき・れんめん)

空中から無数の斬撃を雨のように降らせる剣技。
一振りで少なくとも6つの斬撃が放たれている。

刀変形後の剣技四連撃の三撃目に放ち、風柱・不死川実弥の背中に傷を与えた(単行本未収録172話)。

拾ノ型 穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)

鋸のような刃が付いた円形の斬撃を複数放つ剣技。

刀変形後の剣技四連撃の四撃目に風柱・不死川実弥に放ったが、霞柱・時透無一郎によって回避された(単行本未収録172話)。

拾肆ノ型 兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)

自身の周囲に斬撃(紫)と斬撃(青)を所狭しと発生させる。
一見するとその様子は斬撃の嵐。

霞柱・時透無一郎岩柱・悲鳴嶼行冥風柱・不死川実弥の同時攻撃を迎撃するために放った(単行本未収録173話)。

拾陸ノ型 月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)

多数の斬撃(紫)を降らせ、斬撃の先端を地面に突き刺す技。
同時に斬撃(青)も数多発生する。

岩柱・悲鳴嶼行冥の岩の呼吸 伍ノ型の発動を前に放った(単行本未収録173話)。

日の呼吸(未習得)

霞柱・時透無一郎が日の呼吸の使い手の末裔であると伝えられていたため、祖先にあたる黒死牟は日の呼吸が使用できると思われたが、回想によって黒死牟自身は日の呼吸を習得することができなかったことが語られた(単行本未収録178話)。

痣の者

は、かつて鬼舞辻無惨をあと一歩のところまで追いつめた始まりの呼吸の剣士たちに発現していたもの(第15巻128話)。

黒死牟の額の左側と、首の右側にも同様の紋様が発現している。

黒死牟自身が始まりの呼吸の剣士の一人であることから、この紋様は痣であると考えられる。

なお、人間が発現している痣と鬼が発現している痣が全く同一の効果を持つかは不明。

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透き通る世界・至高の領域・無我の境地

上弦の参・猗窩座が追い求め、竈門炭治郎が猗窩座との戦いの中でたどり着いた領域

炭治郎の例では敵の動きを見切り、全集中を超えた動きができるようである。
また、闘気がなくなり、動きを察知しにくくなる効果もある模様。

炭治郎が水柱・富岡義勇と猗窩座の筋肉と骨格を透かして見ていたように、黒死牟も霞柱・時透無一郎岩柱・悲鳴嶼行冥の筋肉や骨格を透かして見ていることから、黒死牟も透き通る世界に到達している

肉体を見ればどの程度の強さがあるかおよそ判別ができるようで、行冥の肉体を見た際には「極限まで練り上げられた肉体の完成形」と評した。

総評

現時点で作中最強と言ってもまったく過言ではなく、泰然自若としている様子からも圧倒的な強者のオーラが漂う。

上弦の鬼としての高い身体能力、再生能力に加え、鬼となってからの数百年にわたる研鑽によって磨き上げられた剣技は、人間である鬼殺隊員の剣技をはるかに凌駕する練度を誇る。

また、月の呼吸の剣技により放たれる斬撃が不規則で歪なために、多くの戦闘経験を積んだ者でないとまともに斬り結ぶことさえできないという非常に厄介な性質を併せ持っており、単なる強者ではなく百戦錬磨の強者でないと太刀打ちできない強さを持つ。

黒死牟に相対した霞柱・時透無一郎

  • 鬼殺隊最強戦力「柱」の一人
  • を発現しており、身体能力が強化されている
  • 柱+鬼殺隊員等3~4名でギリギリ勝てるほど強い上弦の鬼を負傷していながら単独で撃破

するなど、この時点で鬼殺隊の中でも最強に近い実力を持っている。

それに対して黒死牟は

  • 柱の無一郎でさえ怖気を感じるほどの圧倒的な存在感
  • ろくな予備動作もなく霞の呼吸の剣技を回避
  • 上弦の伍・玉壺にとどめを刺した剣技を正面から迎撃して無一郎の腕を斬り飛ばす
  • 柱の無一郎をして「異次元の速さ」と言わしめるスピード
  • 霞の呼吸の剣技を素手で止めて刀を奪い、その刀で無一郎を磔にする

など、戦闘力の底を全く見せていないにもかかわらず一方的と言えるほどの実力差を見せつけた。
無一郎に関しては、刀を握ってから柱になるまでわずか2か月という圧倒的な剣才のために、戦闘経験が少なく、月の呼吸の不規則な斬撃に対応できなかったという事情もある。

風柱・不死川実弥との戦闘では、実弥の豊富な戦闘経験に裏打ちされた高い戦闘能力と観察眼を前に対等に近い戦闘を展開しているかに見えたが、依然かなりの実力差があるようで、実弥曰く「瞬きもできねぇ」「ほんの少し切先の振りをしくじっただけで即死」と評するほどに高い実力を見せている。

実弥の稀血による酩酊効果にも「微酔う感覚も何時振りか…愉快…」としてほとんど意にも介しておらず、

  • 刀を躱して踏みつける
  • 至近距離からの銃撃による不意打ちを完全に防御する

など、酩酊状態でもなお破格の実力を見せている。

稀血の酩酊効果は後にほとんど効果がなくなっており、その気になれば影響を無視して戦うこともできるようで、この段階では柱相手に遊んでいたとすら思える。

実弥を半ば戦闘不能に追い込み、鬼殺隊最強と目される岩柱・悲鳴嶼行冥との戦闘に入ったが、行冥の高い身体能力、超高純度の鉄でできた日輪刀を前にほぼ互角の戦闘を展開され、髪と服に初めて攻撃を受けるに至り、刀を折られた

その後、行冥と実弥がともに痣を発現し、柱稽古で鍛えた連携によりついに初めて手傷を負ったものの、刀の変形後は

  • 倍以上に広がる攻撃範囲
  • 攻撃速度の更なる向上

により、二人がかりでも圧倒され、実弥がさらに傷を負うことで徐々に戦力差が開いている状況にある。

無一郎の戦線復帰、不死川玄弥の鬼化進行によってついに頚を落とされたが、一時は再生し、上弦の参・猗窩座のように死を克服しかけた。

なお、総評冒頭で「作中最強と言っても過言ではない」と言ったが、これが過言であり、作中最強がほかにいたことが黒死牟の回想により明らかになった。

鬼滅の刃【戦闘能力考察】まとめ


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