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【#鬼滅の刃】風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)の強さ【戦闘能力考察】

漫画「鬼滅の刃」の登場人物風柱・不死川実弥の強さについて考察する。

なお、単行本未掲載話(172話)までのネタバレを含むので、未読の方、単行本派の方はブラウザバックしていただくか、それを承知の上でお読みいただきたい。

概要

鬼殺隊最強の剣士「柱」の一人。
肩書は風柱(かぜばしら)。

主人公・竈門炭治郎の同期である不死川玄弥の兄。

稀血である。

初登場は第6巻45話。

鬼殺の剣士

鬼殺隊に所属する剣士。

多くの剣士が全集中の呼吸を習得しており、柱である実弥も例外ではない。

日輪刀

鬼殺の剣士が所有する刀。
太陽の光を吸収した鉱石から作られる。

鬼を殺すことのできる唯一の武器。
日輪刀で頸を斬ることで鬼を殺すことができる。

持ち主の呼吸への適性によって色が変わる別名「色変わりの刀」。
実弥の日輪刀の色は「緑」で、風の呼吸への適性が高いことを示す。

柱の中には異形とも言える形状の日輪刀を持つ者も少なくないが、実弥の日輪刀は普通の形状の日本刀である。

鬼殺隊の中でも最高位の実力者を指して呼ぶ肩書である「柱」。

水柱・富岡義勇との手合わせで互角、上弦の壱・黒死牟とまともに斬り結ぶことができることから、柱の名に違わぬ相当な実力者であることが分かる。

柱に任命される条件は十二鬼月を倒すか、鬼を50体倒すこと。

実弥は当時の下弦の壱を粂野匡近とともに倒して柱になった。

不死川家の長兄である。

竈門炭治郎、上弦の陸・妓夫太郎など、本作の「兄」には複数の実力者がいる。

稀血

鬼にとって非常に栄養価の高い存在である稀血
稀血1人で50人分、100人分の栄養があると言われる。

実弥はその中でも格別に稀少な血を持つ。

戦闘技能

基本的には鬼殺の剣士の持つ戦闘技能に準じるが、「柱」である実弥は、技の威力や精度が他の隊員とは比較にならないほど高い。

  • 全集中の呼吸
    • 風の呼吸
    • 全集中・常中
  • 痣の者
  • 稀血

全集中の呼吸

鬼殺隊員の身につけておくべき基本技能であると同時に、鬼を殺すための必殺の奥義

大量の酸素を取り込むことで一時的に身体能力を向上させることができる。
その効果は、人のまま鬼のように強くなれるともいわれる。

呼吸により止血を行うこともでき、「何でもできるわけではないが」「様々なことができるようになる」(第8巻62話)とのことで、応用性が高い

風の呼吸

始まりの呼吸である「日の呼吸」から派生した、基本となる5つの呼吸の一つ。

壱ノ型 塵旋風・削ぎ(じんせんぷう・そぎ)

旋風のごとき風の刃を纏って突進する技。

柱稽古の中で、水柱・富岡義勇との手合わせの際に放ち、義勇の木刀を破損させた(第16巻136話)。

弐ノ型 爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)

4本の爪のような風の刃を発生させる剣技。

上弦の壱・黒死牟には一太刀で4本とも斬り裂かれた(単行本未収録167話)。

参ノ型 晴嵐風樹(せいらんふうじゅ)

自分の周囲に嵐のように渦巻く斬撃を放つ技。

上弦の壱・黒死牟の月の呼吸の剣技に対してカウンターで放った(単行本未収録167話)。

肆の型 昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)

自分の周囲に無数の風の斬撃を放つ技。

上弦の壱・黒死牟から玄弥をかばって使用された(単行本未収録166話)。

伍ノ型 木枯らし颪(こがらしおろし)

竜巻のごとき回転する斬撃を放つ技。

柱稽古の中で、水柱・富岡義勇との手合わせの際に放ち、水の呼吸 漆の型  雫波紋突きと打ち合って、両者の木刀が折れた(第16巻136話)。

陸ノ型 黒風烟嵐(こくふうえんらん)

細かい風の刃を纏った大きな嵐の刃を放つ剣技。

深手を負いながらも呼吸で傷口を塞ぎながら上弦の壱・黒死牟に放った(単行本未収録168話)。

漆ノ型 勁風・天狗風(けいふう・てんぐかぜ)

複数の旋風を敵に向け放つ技。

岩柱・悲鳴嶼行冥の岩の呼吸 壱ノ型 蛇紋岩・双極と連携して放ち、鉄球と手斧を追い風に乗せた(単行本未収録171話)。

全集中・常中

四六時中全集中の呼吸を行うことで、基礎体力を飛躍的に向上させる。

直接の戦闘技能ではないが、「柱への第一歩」と言われるほどに重要な技能。

なお、作中で習得した竈門炭治郎曰く、全集中の呼吸は「長くやろうとすると死にそうになる」らしく、平然と全集中・常中を維持できる柱の基礎体力の高さがうかがい知れる。

また、実弥の呼吸法の応用力は極めて高く、上弦の壱・黒死牟から受けた「動けば臓物がまろび出ずる」(単行本未収録167話)ほどの深手を、血液を凝固させることで傷口を塞いで出血を止め、筋肉を引き絞り臓物が飛び出るのを防いだ(単行本未収録168話)。

数百年の間鬼として生きている黒死牟が「人間にできて良い芸当ではない…初見なり…面白い…」(単行本未収録168話)と語っていることから、鬼殺隊史上でも最高峰の呼吸の使い手であると言える。

稀血

上弦の壱・黒死牟との戦闘中に明らかになった特性(単行本未収録167話)。

鬼にとって非常に栄養価の高い存在である稀血だが、実弥は稀血の中でも格別に稀少な血を持つ。

鬼がこぞって寄る稀血だが、実弥の場合は血を流すと、血の匂いで鬼が酩酊状態になり、動きが鈍る。
上弦の鬼にすら有効で、黒死牟は酩酊してほろ酔い状態になった。

身体中に多くの傷跡があるのは、稀血の効果を発揮するためにわざと攻撃を受けたせいであると思われる。

また、反面栄養価が高すぎるので、鬼に喰われようものなら上弦の鬼が一人増えるくらいの爆弾でもあると言える。

痣の者

黒死牟との戦闘中に発現した痣(単行本未収録170話)。
場所は右頬で、形状は風車。

かつての始まりの呼吸の剣士にも発現していたと言われ(第15巻128話)、痣の発現中は戦闘能力が格段に向上する

痣の発現中は体温が39度以上、心拍数は200以上にもなることが霞柱・時透無一郎から語られた(第15巻129話)。
柱の高い基礎体力があればこそ痣の発現及び維持が可能であると思われる。

始まりの呼吸の剣士の一人の手記に「痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる」との文言があり(第15巻128話)、竈門炭治郎が痣を発現して以降、霞柱・時透無一郎をはじめ、恋柱・甘露寺蜜璃、水柱・富岡義勇と、次々と痣を発現する者が現れている

なお、痣を発現したものは例外なく何らかの症状が発生することが当主代理・産屋敷あまねから柱たちに伝えられていた(第15巻128話)が、例外なく25歳になる前に死ぬという文字通り致命的なデメリットがあることが上弦の壱・黒死牟によって明かされた(単行本未収録170話)。

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総評

百戦錬磨の戦闘経験を持つ極めて高い実力を持つ剣士。

痣を発現した霞柱・時透無一郎が手も足も出なかった上弦の壱・黒死牟に対して、ギリギリとはいえ一合以上斬り結んで尚戦闘が継続でき、更には月の呼吸の特性も看破するなど、数多の戦闘経験に裏打ちされた高い戦闘能力と観察眼が光る。

鬼殺隊入隊前には山ほどの武器を持って鬼と戦っていた経験からか、落ちていた刀を戦闘中に拾い、足の指で掴んで振るう(単行本未収録167話)、落ちていた銃で防御して至近距離から不意打ちを行う(単行本未収録168話)など、見かけに反してかなり器用で柔軟な戦い方をする。

呼吸法の扱いについては黒死牟が「人間にできて良い芸当ではない」(単行本未収録168話)と感心するほどで、炎柱・煉獄杏寿郎が語った「何でもできるわけではないが」「様々なことができるようになる」(第8巻62話)を体現するような存在。

稀血の持つ鬼への酩酊効果により鬼の戦闘能力を弱体化させることができるため、純粋な戦闘能力では格上である黒死牟に対しても、優位に戦いを進めることができる可能性がある。
また、呼吸法による自己強化とは違い、稀血の酩酊による弱体化は他の味方も恩恵を受けることができるため、多人数戦において重要な役割を果たす。

そして、ついに黒死牟との戦いの中で、痣が発現した。

戦闘能力の向上に加え、柱稽古で連携訓練を行っていたことで、痣発現時の高速戦闘にもかかわらず高いレベルでの連携を行うことができ、ついに黒死牟に手傷を負わせた

しかし、刀を変形させた黒死牟の猛攻を前に右手の人差し指と中指を斬り落とされ、近づくことさえできず、攻撃を避けることだけに渾身の力を使ってもなお躱しきれずに傷を増やしている。
稀血の酩酊効果も黒死牟には通用しなくなっており、動きが鈍ることもなくなってしまった。

実弥が高い実力を持つだけに黒死牟の実力の高さが余計に際立つ結果となっており、この先の実弥の行方が不安でいっぱいである。

鬼滅の刃【戦闘能力考察】まとめ


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