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【#鬼滅の刃】竈門炭治郎(かまどたんじろう)の強さ【戦闘能力考察】

漫画「鬼滅の刃」の主人公竈門炭治郎の強さについて考察する。

なお、単行本未掲載話(192話)までのネタバレを含むので、未読の方、単行本派の方はブラウザバックしていただくか、それを承知の上でお読みいただきたい。

目次

概要

本作の主人公で、鬼殺隊の剣士。

左右両耳に、日輪模様の花札のような耳飾りをしている。

竈門禰豆子の兄で、6人兄弟姉妹の長兄である。

髪と目が赤みがかっている赫灼(かくしゃく)の子。

祖先である炭吉(すみよし)は、始まりの呼吸(日の呼吸)の剣士と何らかの関係があった模様(第12巻99話)。

初登場は第1巻1話。

鬼殺の剣士

鬼殺隊に所属する剣士。

多くの剣士が全集中の呼吸を習得しており、炭治郎もその一人である。

日輪刀

鬼殺の剣士が所有する刀。
太陽の光を吸収した鉱石から作られる。

鬼を殺すことのできる唯一の武器。
日輪刀で頸を斬ることで鬼を殺すことができる。

持ち主の呼吸への適性によって色が変わる別名「色変わりの刀」。
炭治郎の日輪刀の色は「」。

黒い日輪刀を持つ剣士は数が少なく、特性がよくわかっていない
また、詳細がわからな過ぎて、出世できない剣士は黒い刃なのだと言われているらしい(第2巻10話)。

黒刀の剣士の絶対数の少なさから呼吸の適性が定かでなく、どの系統を極めればいいかわからないとのこと。
炎柱・煉獄杏寿郎曰く「きつい」(第7巻54話)。

炭治郎に遺伝した記憶の中の耳飾りの剣士(お侍さま)も黒刀使いだったようで、戦闘中赤く色が変わっていたらしい。
炭治郎の日輪刀も、妹・竈門禰豆子の血鬼術・爆血を受けて赤く色が変わった

作中何度も折れたり刃毀れしたり紛失したりして、現在のものは五代目である。
担当の刀鍛冶は鋼鐵塚蛍。

初代

最終選別突破後、鱗滝の小屋で鋼鐵塚から受け取った日輪刀。

下弦の伍・累の鋼糸を斬ろうとした際に、逆に斬り折られた

二代目

下弦の伍・累との戦闘後、蝶屋敷で包丁を持った鋼鐵塚に一時間追い回されたのちに受け取った刀。

上限の参・猗窩座と炎柱・煉獄杏寿郎との戦闘中、陽光から逃げる猗窩座にヒノカミ神楽の呼吸を使って投げつけ、紛失した

三代目

煉獄家から蝶屋敷に帰った際に、包丁を持った鋼鐵塚に夜明け近くまで追いかけまわされた後に受け取った刀(追いかけまわされただけで受け取った描写はない)。

上弦の陸・堕姫の帯と斬り結ぶ中で刃毀れが生じ、使用不能となった。

四代目

上弦の陸・妓夫太郎・堕姫との戦いののち、鋼鐵塚によって打たれた刀。包丁を持って追い回されることはなかったが、呪詛の籠った手紙が3通届いた。

上弦の肆・半天狗戦で使用され、半天狗の分身(恨)の頸を斬る途中で止まり、頸に食い込んだまま紛失した

五代目

戦闘用絡繰人形・縁壱零式を破壊した際に中から出てきた錆びた刀を、鋼鐵塚が鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術なるもので磨き上げたもの。

上弦の肆・半天狗のと戦闘中、研磨未完了の状態で炭治郎の手に渡り、半天狗の分身(恨)の頸を斬り、半天狗本体にとどめを刺した。

その後鋼鐵塚の手で改めて磨き上げられ、炎柱・煉獄杏寿郎の鍔がつけられ、炭治郎の手に渡った。

縁壱零式の作られた年代からして戦国時代のものと推測され、この刀の後から階級制度が始まったらしい。

刀身の色は炭治郎のものよりも深い漆黒で、「」の文字が一文字だけ刻まれている。

日輪模様の花札のような耳飾り

鬼(特に鬼舞辻無惨)が炭治郎を指して言うときに目印とする特徴。

炎柱・煉獄杏寿郎の父で元柱の煉獄槇寿郎によれば、かつて始まりの呼吸=日の呼吸を使っていた剣士はこの耳飾りをつけていたらしい(第8巻68話)。

炭治郎の父・炭十郎からヒノカミ神楽とともに受け継いだ形見。
神楽と耳飾りを継承していくことが「約束」であるらしい。

炭治郎に遺伝した記憶の中の耳飾りの剣士(第12巻99話)、刀鍛冶の里の戦闘用絡繰人形・縁壱零式(第12巻103話)と同じものである。
このことから、縁壱零式のモデルが耳飾りの剣士であると推察される。

竈門家の長兄

炭治郎の精神的な後ろ盾。

どんな逆境も劣勢も、家族を支える長男としての誇りが、炭治郎を鼓舞し、支えている。

炭治郎が戦う理由であると同時に、炭治郎の強さの源泉

なお、本作の長兄はやたらと強い。

戦闘技能

鬼殺の剣士全般が持つ戦闘技能に加え、持ち前の優れた嗅覚、父・炭十郎から継承したヒノカミ神楽、妹・禰豆子との連携により発動する戦闘技能を持つ。

  • 全集中の呼吸
    • 水の呼吸
    • 全集中・常中
    • ヒノカミ神楽
  • 嗅覚
    • 隙の糸
    • 動作予知
  • 痣の者
  • 爆血刀(ばっけつとう)
  • 反復動作
  • 石頭(頭突き)
  • 透き通る世界・至高の領域・無我の境地

全集中の呼吸

鬼殺隊員の身につけておくべき基本技能であると同時に、鬼を殺すための必殺の奥義

大量の酸素を取り込むことで一時的に身体能力を向上させることができる。
その効果は、人でありながら鬼のように強くなれるともいわれる。

呼吸により止血を行うこともでき、「何でもできるわけではないが」「様々なことができるようになる」(第8巻62話)とのことで、応用性が高い

水の呼吸

始まりの呼吸である「日の呼吸」から派生した、基本となる5つの呼吸の一つ。

育手・鱗滝左近寺の指導を受け、兄弟子・錆兎との研鑽の中で習得した。

他の呼吸法に比べ型の数が多く、汎用性が高い
鱗滝曰く「水はどんな形にもなれる」。

上弦の陸・堕姫との戦いの中で日輪刀が刃毀れし、炭治郎は自身の水の呼吸への適性が高くないことを悟った。

壱ノ型 水面斬り(みなもぎり)

両腕を交差させ、開きながら放つ水平斬り。

最終選別で使用し、錆兎が斬れなかった手鬼の頸を斬り落とした(第1巻7話)。

弐ノ型 水車(みずぐるま)

空中で前方に回転しながら斬撃を放つ技。

最終選別で手鬼に捕らえられた参加者を助けるために放ち、腕を斬り落とした(第1巻6話)。

弐ノ型・改 横水車(よこみずぐるま)

地面と水平に回転し、斬撃を放つ技。

紅潔の矢をねじれ渦・流流で巻き取って放ち、矢琶羽の頸を斬った(第3巻17話)。

参ノ型 流流舞い(りゅうりゅうまい)

流れるような足運びから連続して斬撃を放つ技。

矢琶羽の血鬼術・紅潔の矢で操られる朱紗丸の毬をまとめて斬り裂いた(第2巻16話)。

ねじれ渦・流流(ねじれうず・りゅうりゅう)

矢琶羽の血鬼術・紅潔の矢に対抗して使用した応用技。

紅潔の矢を陸ノ型・ねじれ渦で巻き取り、参ノ型・流流舞いの足運びで距離を詰める(第3巻17話)。

肆ノ型 打ち潮(うちしお)

流れるような連撃を放つ技。

最終選別の際、最初に遭遇した2体の鬼に放ち、まとめて頸を斬り落とした(第1巻6話)。

作中で初めて描写された呼吸法の剣技

肆ノ型 打ち潮・乱(うちしお・らん)

空中で打ち潮を放つ応用技。

上弦の陸・堕姫の帯と打ち合い、鯉夏花魁を閉じ込めた部分を切り離した(第9巻76話)。

伍ノ型 干天の慈雨(かんてんのじう)

自ら頸を差し出してきたときにのみ使う技。
斬られた者に苦痛をほとんど与えない慈悲の剣撃。

蜘蛛の鬼(母)に使用し、頸を斬り落とした(第4巻31話)。

陸ノ型 ねじれ渦(ねじれうず)

上半身と下半身の激しいねじれから生み出される技。

足場のない不安定な場所でも使用可能で、水の中でこそ力を発揮するとされる。

沼鬼の沼の中で放ち、2体の沼鬼の首をまとめて斬り裂いた(第2巻12話)。

ねじれ渦・流流(ねじれうず・りゅうりゅう)

矢琶羽の血鬼術・紅潔の矢に対抗して使用した応用技。

紅潔の矢を陸ノ型・ねじれ渦で巻き取り、参ノ型・流流舞いの足運びで距離を詰める(第3巻17話)。

漆ノ型 雫波紋突き(しずくはもんづき)

拾ノ型の中で最速の突き技。

矢琶羽の血鬼術・紅潔の矢による相打ち狙いの攻撃を受けるために使用した(第3巻18話)。

炭治郎が敵に対して通常の雫波紋突きを使用した描写はない。

漆ノ型 雫波紋突き・曲(しずくはもんづき・きょく)

雫波紋突きを斜めから曲線で突く応用技。

朱紗丸の毬を迎撃するために放ち、毬を貫いた(第2巻16話)。

捌ノ型 滝壺(たきつぼ)

高く掲げた刀を地面に勢いよく振り下ろす技。

地面から現れた3体の沼鬼に向かって放ったが、急所は外した(第2巻10話)。

玖ノ型 水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)

縦横無尽に動くことが可能な足捌きの技。
動作中の着地時間・着地面積を最小限にする。

元下弦の陸・響凱の回転する部屋を攻略するのに使用し、懐に入り込んだ(第3巻25話)。

なお、乱のつかない「水流飛沫」は作中未使用。
打ち潮の例に則ると、平面での使用は「水流飛沫」、三次元での使用は「水流飛沫・乱」であると予想される。

拾ノ型 生生流転(せいせいるてん)

うねる龍の如く回転しながら放つ連続技。
回転を増すごとに斬撃の威力が強くなる。

下弦の伍・累に使用し、折られた日輪刀で鋼糸を断ち切った(第5巻39話)。

ヒノカミ神楽

父・炭十郎から継承した神楽の舞を参考にした呼吸法及び技。
十二の舞い型がある。

日輪模様の耳飾りとともに継承することや、その名前から、始まりの呼吸である日の呼吸との関連性が推測されているが、詳細不明。

水の呼吸に比べかなりの負担がかかるようで、当初炭治郎はヒノカミ神楽の技を連発すると反動で動けなくなるほど体力を消耗していた。

円舞(えんぶ)

円弧を描くように振り抜く剣技。

下弦の伍・累の血鬼術・刻糸牢を、水の呼吸 拾ノ型・生生流転では斬れないと判断し、直前でこの技に切り替えて斬り裂いた(第5巻40話)。

円舞一閃(えんぶいっせん)

雷の呼吸 壱ノ型・霹靂一閃とヒノカミ神楽 円舞を組み合わせた応用技。

上弦の肆・半天狗の分身(恨)の頸を斬り落とした(第15巻125話)。

碧羅の天(へきらのてん)

横に円を描くように振り抜く剣技。

汽車と融合した下弦の壱・魘夢の頸を斬った(第7巻61話)。

烈日紅鏡(れつじつこうきょう)

∞のような軌道を描く二連撃。

上弦の陸・堕姫の帯を斬り裂いた(第9巻77話)。

炎舞(えんぶ)

大きな半円を描く斬撃を二連続で放つ技。

上弦の陸・堕姫に対して一撃目を放ち、二撃目を幻日虹に繋いだ(第9巻77話)。

幻日虹(げんにちこう)

高速のひねりと回転による、躱し特化の舞。
視覚の優れた者ほど、くっきりと残像を捉える。

上弦の陸・堕姫に対して放たれた炎舞の二撃目から繋いで帯を躱し、火車に繋いだ(第9巻77話)。

火車(かしゃ)

敵の真上を飛び越えて背後から斬る技。

上弦の陸・堕姫の帯を幻日虹で躱して放ったが、帯で迎撃された(第9巻78話)。

灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)

回転しながら螺旋のような斬撃を放つ技。
鬼の再生能力を阻害する効果がある。

上弦の陸・堕姫の血鬼術・八重帯斬りに対して放ち、帯をたやすく斬り裂いた(第10巻81話)。

陽華突(ようかとつ)

上空に飛び上がり敵を突く技。

天井に張り付いた上弦の肆・半天狗に対して放ったが、躱された(第12巻106話)。

日暈の龍 頭舞い(にちうんのりゅう かぶりまい)

龍が舞うような動きで複数の敵を同時に斬る技。
鬼の再生能力を阻害する効果がある。

痣が発現した状態で爆血刀を用いて放ち、半天狗の分身3体を同時に斬り伏せた(第13巻113話)。

飛輪陽炎(ひりんかげろう)

刀の切っ先が陽炎の如く揺らぎ、見かけよりも広い範囲を攻撃する技。
刀が伸びるわけではないので、刀を短く見せる効果がある。

上限の参・猗窩座に対して放ち、頸に傷を負わせた(第18巻149話)。

斜陽転身(しゃようてんしん)

相手の攻撃を飛びあがって回避しつつ、上下逆さまの状態から斬撃を放つ技。

上弦の参・猗窩座に対して透き通る世界に到達した状態で放ち、頸を斬った(第18巻153話)。

輝輝恩光(ききおんこう)

煌めく炎を纏いながら繰り出される縦斬り。

負傷し、動けなくなった栗花落カナヲを無惨の攻撃から庇って繰り出した(単行本未収録191話)。

水の呼吸+ヒノカミ神楽

ヒノカミ神楽単体で技を放つことができなくなった炭治郎が、上弦の陸・妓夫太郎・堕姫との戦いの最中、土壇場で使用した水の呼吸とヒノカミ神楽を合わせた呼吸法。

水の呼吸よりも威力は上がり、ヒノカミ神楽よりも長く動けるようになる。

一方で、当然ヒノカミ神楽よりも威力は下がり、水の呼吸よりも長くは動けなくなるが、ヒノカミ神楽だけでは最後まで戦っていられない当時の炭治郎にしてみれば、生命線のような工夫である。

全集中・常中

四六時中全集中の呼吸を行うことで、基礎体力を飛躍的に向上させる。

直接の戦闘技能ではないが、炎柱・煉獄杏寿郎曰く「柱への第一歩」(第8巻62話)と言われるほどに重要な技能。

蝶屋敷での機能回復訓練の中で習得した(第6巻50話)。

なお、全集中の呼吸は「長くやろうとすると死にそうになる」らしく(第6巻50話)、平然と全集中・常中を維持できる柱の基礎体力の高さがうかがい知れる。

作中では水の呼吸で全集中・常中を行っていたが、これをヒノカミ神楽等他の呼吸で行うとどうなるかは不明。

日の呼吸

記憶の遺伝により、先祖・住吉が縁壱から受けた手ほどきの内容を受けて、ヒノカミ神楽を日の呼吸として完成させた。

嗅覚

人並外れた嗅覚を持ち、人や鬼の存在を探知するほか、その感情をも読み取ることができる。

隙の糸

錆兎との修練で習得した相手の隙を嗅ぎ取る能力。
隙の糸が張ったときに刀を振るうと、隙に刃を叩きこむことができる。

鬼相手の場合は、隙の糸に刃を振るうことで、頸を斬ることができるが、強い鬼の場合は、斬り込む前に隙の糸が切れることも多い。

動作予知

刀鍛冶の里での戦闘用絡繰人形・縁壱零式との戦闘訓練において、覚醒した能力。
隙の糸よりも早い段階で、相手が狙ってくる場所が匂いで分かるようになった。

柱に劣る身体能力を動作の予知によって補うことができるようになり、柱にも負けない戦闘能力を得た。

痣の者

上弦の陸・妓夫太郎との戦闘中に額の傷に発現した

かつての始まりの呼吸の剣士にも発現していたと言われ(第15巻128話)、痣の発現中は戦闘能力が格段に向上する

妓夫太郎への最後の一撃で初めて発現し、頸を斬り落とした。

霞柱・時透無一郎曰く痣の発現中は体温が39度以上、心拍数は200以上にもなるとのこと(第15巻129話)。
上弦の肆・半天狗戦以降度々痣を発現し、高い戦闘能力を発揮するようになった。

始まりの呼吸の剣士の一人の手記に「痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる」との文言があり(第15巻128話)、炭治郎が痣を発現して以降、無一郎をはじめ、恋柱・甘露寺蜜璃、水柱・富岡義勇と、次々と痣を発現する者が現れている

なお、痣を発現したものは例外なく何らかの症状が発生することが当主代理・産屋敷あまねから柱たちに伝えられている(第15巻128話)。

柱稽古で反復動作を習得して以降、任意に痣の発現ができるようになった。

赫刀

刀身が赫く染まった状態の日輪刀。

斬れ味が増し、鬼の再生能力を阻害する効果を発揮する。

日輪刀に強い衝撃を加えると熱を発し、発せられた熱により刀身が赫く変化する。

爆血刀(ばっけつとう)

妹・竈門禰豆子の血鬼術・爆血により、日輪刀の刀身が燃え、その熱で赫刀となった日輪刀(第13巻112話)。

爆血刀になると上弦の肆・半天狗の頸も斬れるほどに斬れ味が増す

炭治郎に遺伝した記憶の中の耳飾りの剣士(継国縁壱)も黒刀使いだったようで、戦闘中は刀が赤く変化していた(第13巻113話)。
炭治郎の黒刀が赤く変化したのは爆血の炎のによるもの(第13巻113話)だが、縁壱の日輪刀が変化する原理は刀を強く握りしめるという意外なもの。
外部から衝撃や熱を加えていないことから確定的。

反復動作

不死川玄弥から教えられた技術。
集中を極限まで高めるために、あらかじめ決めておいた動作を行うこと。
要するにルーティーン

炭治郎の場合は、大切な人の顔を思い浮かべ、炎柱・煉獄杏寿郎の言葉「心を燃やせ」を思い出すこと。

反復動作の習得により、体温と心拍を上昇させ、任意に痣の発現ができるようになった。

石頭(頭突き)

高い再生能力を持つ鬼に対してはほとんどの物理攻撃が意味をなさないが、例外的に効果のある数少ない攻撃。

当然鬼を殺すことはできないが、攻撃の手数を補ったり、刀が使えない時の補助的な攻撃として意外と機能している

上限の参・猗窩座に刀を白刃取りされた際に放ち、鼻血が出る程度のダメージを与えた(単行本未収録149話)。

また、対人間用の技でもあるようで、人間相手には嘴平伊之助、風柱・不死川実弥、煉獄槇寿郎、音柱・宇随天元に使用している。
天元以外は食らった。

透き通る世界・至高の領域・無我の境地

上弦の肆・半天狗戦で初めて到達し(第15巻126話)、上弦の参・猗窩座戦で完全に覚醒した境地(第18巻152話)。

もともとは炭治郎の父・炭十郎が習得していたもので、見取り稽古で炭治郎に伝えていた(第18巻151話)。

動きの予測と回避の速度が格段に上昇するとともに、殺気や闘気と言った攻撃の気配が消失する。

透き通る世界に到達した炭治郎は、髪と目の色が変化し、呼吸の音もヒノカミ神楽とは違う音に変化した(第18巻152話)。

この境地もやはり体力の消耗が激しいようで、使用後は筋肉が痙攣し、目を回していた(第18巻153話)。

総評

肩書こそ柱ではないが、柱に匹敵する実力を持つまでに急成長している。

初期は水の呼吸を主体として戦っており、呼吸の技の柔軟性味方との連携もあって、力不足もありつつ何とか戦いを進めていた。

十二鬼月との戦闘になると力不足が露呈することになるが、ヒノカミ神楽の戦闘への転用をきっかけに、それまで水の呼吸では歯が立たなかった相手にも一矢報いることができるようになった。

このころからの成長度合いはすさまじく、

  • ヒノカミ神楽の使用
  • 全集中・常中の習得
  • の発現
  • 反復動作の習得
  • 透き通る世界への到達

など、短期間のうちに爆発的な成長を遂げ、単独でこそないものの、上弦の鬼を三体撃破するに至った。

一方で、ヒノカミ神楽初使用時から常に付きまとっているのが持久力の低さ

足りない実力を強力な技で補うために、どうしても体への負担の大きい技を使用する必要があり、強力な力を持つ鬼との戦いにおいては、鬼との戦いであると同時に己自身の体力との戦いでもあった。

全集中・常中の習得による基礎体力の向上はあるものの、ヒノカミ神楽の技の連発により体力を消耗し、度々戦闘に支障をきたしてきた

上弦の肆・半天狗戦以降はヒノカミ神楽の技を連続使用しても簡単には体力が尽きることはなくなったが、上限の参・猗窩座戦において透き通る世界への到達により更なる戦闘能力を獲得した結果、再び体力の限界に到達することとなった。

瞬間的な戦闘能力においては柱にも劣らず、むしろ柱すら超えていると言えるが、基礎体力の低さが災いして、高い戦闘能力を維持することができないため、総合的には柱に一歩劣るくらいの実力であると言える。

瞬間的には鬼殺隊の最大戦力になりうるポテンシャルを秘めていることから、課題はとにかく基礎体力の強化に尽きる。

一方、作中で言及されているように「近道がない」ため、一足飛びに柱と同等の実力をつけることが叶わない。
現実的には、使いどころを見極めながら強力な技を使用していくしかないのであろう。

ただし、ヒノカミ神楽及び透き通る世界については、病弱な父・炭十郎がその動きを行っても疲れている様子が全くなかったことから、正しい方法を習得することで克服できる可能性はある。

記憶の遺伝によりヒノカミ神楽をついに日の呼吸として完成させた炭治郎。
無惨との決戦の時は近い。

鬼滅の刃【戦闘能力考察】まとめ


鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)