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【#鬼滅の刃】上弦の参・猗窩座(あかざ)の【戦闘能力考察】

漫画「鬼滅の刃」に登場する上弦の参・猗窩座(あかざ)の強さについて考察する。

なお、単行本未収録話(157話)までのネタバレを含むので、未読の方、単行本派の方はブラウザバックしていただくか、それを承知の上でお読みいただきたい。

概要

首領・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)直属の十二人の鬼・十二鬼月の一人。

位は上弦の参。

人間だったころの名前は狛治(はくじ)。

初登場は第8巻63話。

鬼舞辻無惨の血により人間から人外へと変貌した存在。

人食いの衝動があり、人を食うほど力が増す

肉体の強度や膂力が並の人間より格段に優れているほか、高い再生能力を持ち、通常の物理的な攻撃では殺すことができない。

弱点は「太陽の光」。
太陽の光を吸収した鉱石で作った日輪刀で頸を斬ると殺すことができる。

猗窩座は日輪刀で頸を斬られたが、勝利への執念により一時頸を斬られても死なない進化を遂げかけた。

藤の花も苦手にしていて、藤の花で作った特殊な毒で殺すこともできる。

太陽の光は基本的にどの鬼にも等しく有効だが、藤の花の毒は鬼の実力によっては効き目が減じられることもある。

十二鬼月

鬼の中でもとりわけ高い実力を持つ十二人の最強の鬼

鬼舞辻無惨の直属で、十二鬼月以外の鬼とは比較にならないほど強い

実力の高い順に、上弦の壱~陸、下弦の壱~陸の位が与えられている。
作中時点では上弦と下弦の間の実力の差は非常に大きい。

上弦は基本的に実力順で、下位の鬼が上位の鬼と戦い、勝利すると位が入れ替わる。ゆえに、上弦の鬼で位の高いものは、絶対的な実力を持つ。

下弦は鬼舞辻無惨が指名するもので、任命も剥奪も鬼舞辻の気分次第
作中では下弦の伍・累の敗北ののち、残る5人のうち4人が鬼舞辻によって処分され、残る1人は鬼殺隊に敗北し、下弦の鬼は壊滅した

上弦の参

十二鬼月12人のうち上位6人に与えられる上弦の位、その中の第三位である参の位を持つ。

上位には上弦の壱・黒死牟上弦の弐・童磨がいる。

童磨曰く「猗窩座殿はわれらには勝てまい」。

戦闘技能

上弦の参・猗窩座の主な戦闘技能は以下のとおりである。

    • 身体能力
      • 格闘術
    • 再生能力
    • 血鬼術
  • 破壊殺

猗窩座は十二鬼月の一人であり、他の鬼と同様の特性を持つ。

身体能力

鬼は人間だったころよりも高い身体能力を持ち、猗窩座も例外ではない。

徒手空拳を戦闘の基本スタイルとする猗窩座だが、武器を持たずして一撃必殺の攻撃を繰り出すことができる、極めて高い身体能力を持つ。

格闘術

猗窩座は鬼となってからの長い年月の多くを修練に費やしているため、身体能力そのものだけでなく、格闘術の練度が極めて高くなっている。

なお、猗窩座の戦闘スタイルの源流は、人間のころに習得した素手の流派「素流」。

人間のころから武器持ち67人を素手で惨殺するなど、戦闘能力は高かった。

再生能力

全ての鬼は極めて高い再生能力を持つが、猗窩座は鬼の中でも、十二鬼月の中でも抜群に高い再生能力を持つ。

刀で斬られた傷も瞬時に塞がり、腕を落とされても瞬く間に生える。

頸を斬り落とす以外の攻撃がろくに効かない鬼ではあるが、与えた傷が大した時間稼ぎにすらならない猗窩座の再生能力は異常と言える。

また、竈門炭治郎、水柱・富岡義勇との戦いの中で、炭治郎に頸を斬られた後も頭しか崩壊せず、体だけで戦闘を継続し、あまつさえ頸が再生するという鬼の常識を超えた再生能力を一時獲得した。

血鬼術

猗窩座も多くの人を喰った鬼が使用する異能・血鬼術を使うが、能力自体に攻撃力がなく、あくまでも己自身の身体能力と戦闘技術で戦うという点において、これまで登場した鬼たちとは一線を画す

なお、破壊殺全般は厳密には血鬼術ではなく、血鬼術と徒手空拳の戦闘技術の合わせ技である。

厳密に血鬼術と呼べる技は破壊殺・羅針のみ

破壊殺・羅針(はかいさつ・らしん)

「術式展開」により自身の周囲の闘気を感知する血鬼術。

闘気の強いものはより強く感知するため、強い者の攻撃程鋭敏に反応することができる。

一方で闘気がないものは感知できず、透き通る世界に到達した竈門炭治郎の攻撃を感知することはできなかった。

炎柱・煉獄杏寿郎との戦いにおいて使用した(第8巻63話)。

破壊殺

破壊殺・羅針を術式展開し、敵の闘気を感知しながら放つ格闘術。
感知した闘気に向けて技を放つため、全ての技の精度が異常に高い。

破壊殺・空式(はかいさつ・くうしき)

虚空を拳で打ち、遠距離に攻撃を放つ技。
刀で頸を斬らなければ勝てない鬼殺の剣士にとって、極めてタチの悪い技。

炎柱・煉獄杏寿郎による炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねりで迎撃された(第8巻63話)。

破壊殺・乱式(はかいさつ・らんしき)

衝撃波を伴う数多の打撃を乱れ打つ技。

炎柱・煉獄杏寿郎の炎の呼吸 伍ノ型 炎虎と打ち合い、杏寿郎に重傷を与えた(第8巻63話)。

破壊殺・滅式(はかいさつ・めっしき)

拳の打撃を連続で放つ技。

炎柱・煉獄杏寿郎の炎の呼吸奥義 玖ノ型 煉獄と打ち合い、杏寿郎の鳩尾を拳で貫いた(第8巻64話)。

破壊殺・脚式 冠先割(はかいさつ・きゃくしき かむろさきわり)

背後にいる敵を後ろ足に蹴り上げる足技。

竈門炭治郎の炎舞に対して放ち、刀で受けられたにもかかわらずダメージを与えた(単行本未収録148話)。

破壊殺・脚式 流閃群光(はかいさつ・きゃくしき りゅうせんぐんこう)

連続蹴りを放つ足技。

水柱・富岡義勇に対して放ち、壁を何枚も突き破って遠方まで吹き飛ばした(単行本未収録148話)。

破壊殺 鬼芯八重芯(はかいさつ きしんやえしん)

拳で多数の打撃を広範囲に放つ技。

見かけからして、破壊殺・乱式の系譜と思われる。
正式名は「破壊殺・乱式 鬼芯八重芯」か。

竈門炭治郎の灼骨炎陽と打ち合った(単行本未収録148話)。

破壊殺・砕式 万葉閃柳(はかいさつ・さいしき まんようせんやなぎ)

上から下へ振り下ろすように放たれる打撃技。

竈門炭治郎に対して放ち、躱されたものの、周囲に衝撃が広がった。(単行本未収録149話)。

破壊殺・脚式 飛遊星千輪(はかいさつ・きゃくしき ひゅうせいせんりん)

螺旋状の衝撃を伴う上段への蹴り上げ技。

竈門炭治郎に対して放ち、刀で受けられたもののダメージを与えた(単行本未収録149話)。

終式 青銀乱残光(しゅうしき あおぎんらんざんこう)

ほぼ同時に百発の乱れ打ちを放つ不可避の技。

正式名称はおそらく「破壊殺・終式 青銀乱残光」。

痣を発現した水柱・富岡義勇の水の呼吸 拾壱ノ型 凪をもってしても受けきれなかった(単行本未収録152話)。

総評

上弦の参の肩書に恥じない圧倒的な強さを誇るが、これまで出てきた鬼たちとは何かと趣が異なる

まず、基本の戦闘スタイルが徒手空拳による近接戦闘であり、血鬼術を戦闘の中心とする鬼が多くいる中で、かなりの異端である。

長い歳月をかけて培われた高い戦闘能力のため、ただシンプルに強くて速いという、最も攻略するのに骨が折れるタイプの戦法である。

しかもそれにとどまらず、破壊殺・羅針による闘気の感知により、敵の攻撃に対する反応が異常に速く、まともに攻撃を加えるだけでも一苦労である。

また、闘気の感知の精度に加えて相当な器用さを併せ持ち、

  • 振り下ろされる刀を白刃取りする
  • 背後から降られた刀を後ろを向いたまま指で掴み取る
  • 振り下ろされる刀を側面から殴り折る

など、瞬時の判断が要求される場面で尋常ではない精密動作を行っている。

闘気の感知と精密動作が合わさったことにより、持ち前の高い身体能力と戦闘技術により繰り出される攻撃が、ただ強く、速いだけでなく、やたらと正確な攻撃へと変貌し、通常であればただ強力なだけの攻撃全てが一撃必殺の重みをもつ。

さらに、特筆すべきは理不尽なほどの超速再生能力

並みの太刀傷なら瞬時に再生し、腕や足が落とされても瞬く間に生える

近接戦闘を得意とする猗窩座にとって、傷を負うことは手数の減少につながるが、この再生能力のために傷を負ってもほとんど手数が減ることがなく、高い戦闘能力を維持し続けることができる。

常に万全の状態から強力な攻撃を延々と放ち続け、ひたすら戦い続ける猗窩座を、義勇は「この男は修羅だ」「戦うこと以外すべて捨てた男だ」と評した(単行本未収録152話)。

柱に匹敵する実力を持つ竈門炭治郎、痣を発現した水柱・富岡義勇の二人がかりでも戦況をようやく互角に持ち込むのがやっとで、超速再生能力のせいでただ手数を増やしても意味がないという理不尽の権化のような存在。

炭治郎に頸を斬られたが、勝利への執念により頸を斬られても死なないという反則的な進化を遂げかけたが、記憶を取り戻し、鬼舞辻の呪いから解放されたことで敗北を受け入れ、消滅した。

この際、上弦の壱・黒死牟は「更なる高みへの…開けた道をも…自ら放棄するとは…」、上弦の弐・童磨は「猗窩座殿が何か別の生き物になるような…」と語っており、ただの鬼にとどまらない別の何かへの進化であったことが示唆されている(単行本未収録157話)。

最終的には敗北を受け入れて消滅したが、勝利への執念にとらわれて戦い続けていた場合、炭治郎、義勇両名の消耗が限界に達していたことから、あっという間に止めを刺されていたであろうことは確実で、その上更なる高みに達して手のつけようもない存在になってしまう可能性があった。

結果的にそうはならなかったものの、十分以上に強大な力を持ちながら、上弦の参の肩書以上の可能性を秘めた存在であったと言える。

鬼滅の刃【戦闘能力考察】まとめ


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