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【#鬼滅の刃】耳飾りの剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)の強さ【戦闘能力考察】

漫画「鬼滅の刃」に登場する耳飾りの剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)の強さについて考察する。

なお、単行本未掲載話(187話)までのネタバレを含むので、未読の方、単行本派の方はブラウザバックしていただくか、それを承知の上でお読みいただきたい。

概要

本編の400年前、鬼の首領・鬼舞辻無惨をあと一歩のところまで追い詰めた始まりの呼吸の剣士の一人。

上弦の壱・黒死牟=継国巌勝(つぎくにみちかつ)の双子の弟。

本編開始時点ではすでに故人。

地味ながら老齢男性の主要登場人物の中で初めて顔が描かれた人。

始まりの呼吸の剣士

鬼殺隊が組織されるよりはるか昔、鬼舞辻無惨をあと一歩のところまで追い詰めた剣士、そして日の呼吸の使い手のこと。

また、縁壱から呼吸法を指南された基本5系統の呼吸法(水、炎、風、雷、岩)の使い手のことも指す。

鬼狩り

縁壱の生きた時代にはまだ鬼殺隊が組織されていなかったため、鬼舞辻無惨を始めとする鬼を狩る者たちは鬼狩りと呼ばれていた。

鬼殺隊がなかったため隊服は存在していなかったものの、この頃から日輪刀に相当する武器は存在していたことが上弦の壱・黒死牟により語られている。

日輪刀

現代では鬼殺の剣士が所有する刀。
太陽の光を吸収した鉱石から作られる。

鬼を殺すことのできる唯一の武器。
日輪刀で頚を斬ることで鬼を殺すことができる。

持ち主の呼吸への適性によって色が変わる別名「色変わりの刀」。
縁壱の日輪刀の色は「漆黒」。
竈門炭治郎が持つものよりも深い色をしている。

戦闘中には赤く色が変化し、赫刀になることが炭治郎に遺伝した記憶の中で語られているほか、上弦の肆・半天狗が鬼舞辻無惨から受け継いだ記憶にも残されている。

黒い日輪刀を持つ剣士は数が少なく、現代でも特性がよくわかっていないが、縁壱は日の呼吸を使いこなしていたようであるので、日の呼吸に適正を持つ者の色である可能性がある。
現代では日の呼吸の伝承は断絶しているため、確かめる術はない。

経緯は語られてはいないが、縁壱が使用していた刀は刀鍛冶の里の絡繰人形・縁壱零式(よりいちぜろしき)の中に収められ、炭治郎の手に渡った。

日輪模様の花札のような耳飾り

縁壱本人というよりも、始まりの呼吸の剣士、ひいては日の呼吸を象徴する耳飾り。

炎柱・煉獄杏寿郎の父で元柱の煉獄槇寿郎によれば、かつて始まりの呼吸=日の呼吸を使っていた剣士はこの耳飾りをつけていた(第8巻68話)とのことで、ここで言う日の呼吸の使い手が上弦の壱・黒死牟の双子の弟=縁壱であることが判明した(単行本未収録174話)。

刀鍛冶の里の戦闘用絡繰人形・縁壱零式(第12巻103話)も同じものをつけており、日の呼吸の使い手をモデルにしたものであると思われたが、日の呼吸の使い手の名前が「縁壱」であることから、これが確定した(単行本未収録174話)。

現代では炭治郎が父・炭十郎からヒノカミ神楽とともに受け継いでいる。

竈門家と縁壱の関係について、炭治郎の祖先・炭吉が縁壱に助けられたことがあるようだが、詳細は明かされていない。

神楽と耳飾りを継承していくことが竈門家の「約束」であるらしい。

戦闘技能

鬼狩りの始祖であるため、現代の鬼殺隊に通じる戦闘技能を持つ。

  • 全集中の呼吸
    • 日の呼吸
    • 全集中・常中
  • 透き通る世界・至高の領域・無我の境地
  • 痣の者

全集中の呼吸

鬼を狩るための基本技能であると同時に、鬼を殺すための必殺の奥義

大量の酸素を取り込むことで一時的に身体能力を向上させることができる。
その効果は、人間のまま鬼のように強くなれるともいわれる。

呼吸により止血を行うこともでき、「何でもできるわけではないが」「様々なことができるようになる」(第8巻62話)とのことで、応用性が高い

縁壱が生まれながらに身に着けていた呼吸を、当時の鬼狩りたちに指南したことで全集中の呼吸が広まることとなった。

縁壱自身は呼吸法のことを単に「呼吸」としか呼んでおらず、全集中の呼吸、日の呼吸と名付けたのは後世の者であると思われる。

日の呼吸

現代の鬼殺隊に伝えられる各種の呼吸の元になった始まりの呼吸。

元柱・煉獄槇寿郎曰く「最強の御技」(第8巻68話)。

竈門炭治郎の家系に伝わるヒノカミ神楽は日の呼吸の型にあたる。

拾参の型

鬼舞辻無惨と対面し、透き通る世界で5つの脳と7つの心臓を見抜いたときに直感し、完成した日の呼吸最後の型。

一撃で無惨の体をバラバラに斬り裂き、再生不能に陥らせた(単行本未収録187話)。

全集中・常中

四六時中全集中の呼吸を行うことで、基礎体力を飛躍的に向上させる。

直接の戦闘技能ではないが、炎柱・煉獄杏寿郎曰く「柱への第一歩」(第8巻62話)と言われるほどに重要な技能。

縁壱は生まれながらに習得していたため、後天的に全集中の呼吸を身につけた者とは比較にならない基礎体力を持つ。

透き通る世界・至高の領域・無我の境地

縁壱が生まれながらに習得していた境地。

対象の体を透かして見ることで、筋肉や骨の動きから動作を予測したり、弱点を看破したりすることができる。

人間、鬼に限らず、全ての生き物を透かして見ることができ、鬼舞辻無惨を見た際には心臓が7つ、脳が5つあることを一目で看破した。

痣の者

縁壱をはじめとする始まりの呼吸の剣士たちに発現した痣(第15巻128話)。

その形は上弦の肆・半天狗(憎珀天)曰く「鬼の紋様と似ている」とされる(第14巻124話)。

痣の発現中は戦闘能力が向上するが、縁壱は戦闘時以外でも常に痣が発現した状態になっている。どころか、生まれた時から痣が発現し続けている。

痣の発現中は体温が39度以上、心拍数は200以上にもなることが霞柱・時透無一郎から語られている(第15巻129話)が、縁壱の存在があまりにも規格外すぎるため、実際のところは不明。

80歳を超えて鬼となった双子の兄・継国巌勝と相対したときも痣が発現したままになっており、高齢にもかかわらず体温、心拍ともに常人では考えられないような状態を維持し続けていることから、年齢を重ねてもなお極めて高い基礎体力を持っていたことが予想される。

痣を発現したものは例外なく25歳になる前に死ぬという文字通り致命的なデメリットがあることが上弦の壱・黒死牟によって明かされたと同時に、25歳を超えても死なない例外が存在することも明らかになった(単行本未収録170話)が、縁壱がその例外であることが黒死牟の回想によって確定した(単行本未収録174話)。

総評

鬼滅の刃の作中で、最強である。

黒死牟(継国巌勝)の評するところでは、

  • 「お前だけがこの世の理の外側にいる」
  • 「神々の寵愛を一身に受けて生きている」
  • 80歳になった縁壱の一撃を受けて「全盛期と変わらぬ速さそして威力」「次の一撃で私の頚を落とされる」と確信する
  • 「神の御技に他ならない」

等、自身も相当な規格外である黒死牟をしてこの評価であり、鬼舞辻無惨さえ寄せ付けない実力は圧倒的というほかない。

縁壱に追い詰められた無惨の記憶には縁壱の姿が色濃く残り、今なお鬼たちにフラッシュバックするほどであるが、人間など足元の虫くらいにしか思わなかったところ、唐突に一撃で自分を死に追い込むような者が現れれば、それも無理からぬことである。

刀鍛冶の里にあるからくり人形・縁壱零式のモデルでもある縁壱だが、腕が6本無いと技が再現できないとのことで、人間でありながらその技は人間の域をはるかに超越しているであろうことが容易にわかるが、おそらく腕6本でも全く足りてはいないだろう。

既に故人ではあるものの、おそらくは現在過去未来全ての登場人物の中で最強の人物であると言っても過言ではない。

鬼滅の刃【戦闘能力考察】まとめ


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