第1巻1話より登場している読者視点で最古参の剣士。
初めてのまともな戦闘シーンは下弦の伍・累との戦闘だったが、炭治郎が全ての力を出し尽くしても届かなかった十二鬼月を相手に、柱としての圧倒的な実力をいかんなく発揮し、瞬殺した。
義勇自身は最終選別で錆兎に庇われたことが負い目で自己評価が低いものの、柱の名に違わぬ極めて高い実力を誇り、特に水の呼吸の柔軟性を活かした防御能力は格別である。
他の柱の中でも特筆すべき事項が、水の呼吸拾壱ノ型・凪である。
独自の呼吸法を編み出した柱は複数人いるが、古くから伝わっており完成度の高い基本5系統の呼吸法の新たな型を編み出したのは、柱の中では義勇だけである。
日輪刀の色から見る呼吸への適性、独自の型を編み出すセンスなど、歴代の水の呼吸の使い手の中でも最高峰の実力を持つと言っても過言ではない。
痣の発現に伴う戦闘能力の向上と相まって、柱の中でも上位の実力を持つことに疑いの余地はない。