炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)【鬼滅の刃】

鬼殺隊最強剣士「」の一人、炎柱

先祖代々特徴的な髪の色と髪形をしており、縁壱の回想(400年ほど前)にも同じような髪の鬼狩りが登場している。髪型だけでもすぐに分かるのだが、カラーだとさらにわかりやすい。

基本的に声を張っているため、いちいち吹き出しがトゲトゲしている(流石にアニメではうるさすぎるためか、だいぶ控えめにはなっている)。

非常に面倒見がよく、炭治郎日輪刀が黒いという話をした際には、炭治郎の他に善逸伊之助もまとめてtsugukoにしようという提案をした(結局叶わなかったが)。

そのような性格故か、炭治郎たち一般隊士だけでなく、からの評価も高い。特に天元杏寿郎について「上弦の鬼には煉獄でさえ負けるのか」「俺は煉獄のようにはできねぇ」と評価する発言をしている。

初登場は第6巻44話。他のと同じくchugokaigi。

日輪刀(にちりんとう)

剣士が所有する刀。

杏寿郎日輪刀の色は炎の呼吸への高い適性を示す「」。

の中には異形とも言える形状の日輪刀を使う者もいるが、杏寿郎日輪刀は標準的な日本刀型。

鍔の形状は炎のような形。のちに炭治郎に受け継がれた。

隊服(たいふく)

隊員に支給される服。

杏寿郎は一般の剣士と同じ隊服を着用し、煉獄家に伝わる炎を模した外套を上から羽織っている。

戦闘能力考察

義勇しのぶに続いてその実力を披露したであり、初めてその全力を発揮したでもある。

作中当時の剣士の中でも、トップクラスの実力を持っていたと言える。

下弦の壱・魘夢と間接的な戦闘となった無限列車での戦いでは、炭治郎善逸伊之助禰豆子魘夢本体や客車三両分の乗客を守りながら戦っている間、目覚めてすぐに戦況を把握、炭治郎たちに指示を出しながら単独で五両分の乗客を守りながら完全に抑え込むなど、の実力をいかんなく発揮した。

人質がいなければ魘夢程度瞬殺であったと思われるが、下級隊士に的確な指示を出し、自身も大量の人質を守りながら戦うなど、純粋な戦闘能力だけでなく指揮能力、リーダーシップにも優れた極めて優秀な隊員であったと評価できる。

杏寿郎が全力を披露したのは、炭治郎魘夢に止めを刺した直後現れた上弦の参・猗窩座との戦い。

初めて登場した上弦の鬼である猗窩座に一歩も引かない戦いを展開したが、再生能力の差から徐々に傷を負い、最終的には満身創痍となった。

しかしながら、煉獄を放ち、破られてもなおその戦意は衰えず、猗窩座の頚に刃を立て、猗窩座を事実上の敗走に追い込んだ。

物語後半にはの発現により戦闘能力を向上させる者も多く出て、単独でも上弦の鬼と互角の戦いを演じる者も出てきたが、の発現なしに単独で上弦の鬼を追い込んだ柱は杏寿郎をおいて他にはいない。獪岳? 知らない子ですね。

その生き様は炭治郎善逸伊之助にも強い影響を与え、剣士としての理想像の一面として心に強く刻まれている。