竈門家の長女。
鬼にされた直後は他の鬼と同じく人食いの衝動が強く出ており、近くにいた炭治郎に襲いかかったが、理性が僅かに戻ったのか涙を流した。
炭治郎が義勇に気絶させられた際には飢餓状態にも関わらず炭治郎を庇う仕草を見せ、結果として義勇から鱗滝を紹介してもらうきっかけとなった。しかしその後もしばらく人食いの衝動は続いており、お堂の鬼の喰った人を見た際はよだれを垂らしていた。
鱗滝が「人間を守れ鬼は敵だ」という暗示をかけているため、他の鬼とは違い、通常人を喰うことはない。その代わりに眠ることで体力を回復する。炭治郎が狭霧山で修行していた2年間の間眠り続けていたため、鬼としての体に何らかの変化が起きたのではないかと推測されている。
鬼にされて以降は精神が幼くなり、基本的に言葉を話すことはなく、身振り手振りでコミュニケーションをとるようになった。
初登場は第1巻1話。