竈門炭治郎(かまどたんじろう)
黒い刃になる剣士はほとんどおらず、詳細がわかっていない。
詳細がわからなすぎて、出世できない剣士は黒い刃なのだと言われている。
耳飾りの剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)
縁壱の日輪刀の色は「漆黒」。炭治郎が持つものよりも深い色をしている。
戦闘中には赤く色が変化し、赫刀になることが炭治郎に遺伝した記憶の中で語られているほか、半天狗が無惨から受け継いだ記憶にも残されている。
黒い日輪刀を持つ剣士は数が少なく、現代でも特性がよくわかっていないが、縁壱は日の呼吸を使いこなしていたようであるので、日の呼吸に適正を持つ者の色である可能性がある。現代では日の呼吸吸の伝承は断絶しているため、確かめる術はない。
我妻善逸(あがつまぜんいつ)
鎬には稲妻のような紋様が入っており、雷の呼吸の申し子とでもいうべき極めて高い適性があることを示している。
上弦の陸・獪岳(かいがく)
鎬には稲妻のような紋様が入っており、雷の呼吸の申し子とでもいうべき極めて高い適性があることを示している。
水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)
義勇の日輪刀の色は「青」。水の呼吸への適性が高いことを示している。
炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
柱の中には異形とも言える形状の日輪刀を使う者もいるが、杏寿郎の日輪刀は標準的な日本刀型。
鍔の形状は炎のような形。のちに炭治郎に受け継がれた。
岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
行冥の日輪刀の色は岩の呼吸への適性を示す「灰色」なのだが、描写の関係で色がわかりづらく、作中でも灰色とは明言されていない。
柱の中には異形とも言える形状の日輪刀を持つものも少なくないが、行冥の日輪刀>はその筆頭で、手斧と棘付き鉄球を長い鎖で繋いだもの。
刀の面影はどこにもない。
手斧と鉄球は投擲することで遠距離攻撃が可能。
刀剣型の日輪刀を扱う剣士では不可能な攻撃を行うこともできる。
行冥は鎖部分から発せられる音の反響を聞くことで周囲の環境を把握しており、行冥の優れた聴覚と相まって攻防一体の強力な武器に仕上がっている。黒死牟曰く「よく考えられた武器」(第20巻171話)。
行冥の日輪刀は鎖・手斧・鉄球の全てが極めて高純度の鉄で作られており、黒死牟の肉から作った刀では斬る前に灼け落ちてしまうほど(第19巻169話)。
赫刀(かくとう)
刀身の色が赫く変化した状態の日輪刀。
切れ味が増し、頚が硬い上弦の鬼の頚も容易に斬れるようになるほか、赫刀で鬼の体を斬ると、再生能力を阻害する効果を発揮する。
発動条件は意外と単純で、日輪刀に強い衝撃を加えること。
衝撃の加え方は現状、
の2通りが確認されている。