天与呪縛(てんよじゅばく)【呪術廻戦】

先天的に、本来の才能よりも高いjuryokuや術式を持って生まれること。代償として肉体に大きなハンデを背負う。

jujutsuにおける縛りが生まれながらに強制的に付与された状態であると解釈されるため、よりえられた術のりということで天与呪縛と言ったところだろうか。

なお、本来持つはずだったjuryokuや術式を失う代わりに人間離れした身体能力を得るパターンも存在し、性質的に逆方向ではあるもののこれも天与呪縛と呼ぶ。その際、特に区別して「天与呪縛のフィジカルギフテッド」と呼ぶ場合がある。

虎杖悠仁(いたどりゆうじ)

悠仁の場合、makiと同じ術式やjuryokuを失う代わりに超人的な身体能力を得たパターンかと思われたが、後に訓練によりjuryoku操作を身に着けたことから天与呪縛ではないことが明らかになった。

しかし、juryokuによる身体能力強化がないにもかかわらず天与呪縛を凌ぐ身体能力を持つため、却って悠仁の身体能力の超人性が浮き彫りになった。makiの立場がない。

伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)

甚爾の場合は一般的な天与呪縛とは逆に、本来の才能として持つべきだったjuryokuと術式を完全に失うことで、超人的な身体能力と五感を獲得している。

一般的にjuryokuを持たない人間は呪霊を知覚することができないのだが、甚爾の場合は五感が超強化された結果、juryokuを持たないにもかかわらず逆に呪霊が知覚できるという反則じみた特性を持つ。

過去にも天与呪縛によるjuryokuを失う例はあったようだが、その多くは一般人並みのjuryokuになるにとどまっていた。甚爾は完全にjuryokuを失う非常に稀なケースであった。

縛り(しばり)

何らかの制約を設けることにより術式の効果を高める、jujutsuにおける重要な要素。

HUNTER×HUNTERにおける制約と誓約に類似した概念。

術式開示(じゅつしきかいじ)

縛りの中で最もメジャーな手法。

厳密には術式でない天与呪縛についても有効。

天与呪縛に関する情報を開示することで、身体能力の底上げをすることができる。