全集中の呼吸
鬼を狩るための基本技能であると同時に、鬼を殺すための必殺の奥義。
大量の酸素を取り込むことで一時的に身体能力を向上させることができる。その効果は、人間のまま鬼のように強くなれるともいわれる。
止血等を行うこともでき、「何でもできるわけではないが」「様々なことができるようになる」とのことで、応用性が高い。(第8巻62話)
雷の呼吸
始まりの呼吸である日の呼吸から派生した、基本となる5つの呼吸の一つ。
全部で6つの型を持つが、壱ノ型が雷の呼吸における全ての基本となる。
壱ノ型・霹靂一閃(へきれきいっせん)
刀を鞘に納めた状態から、目にも止まらぬ速さで繰り出される居合の技。
その速さは、構えてから技を出し終わるまで、刀身が晒されることがないほど。
雷の呼吸における全ての基本になる技。
善逸は雷の呼吸の型のうち、この技しか習得することができなかったが、この技を発展させたことで、強力な鬼とも渡り合うことができるようになった。
壱ノ型・霹靂一閃・六連(へきれきいっせん・ろくれん)
霹靂一閃を6連続で放つ技。
踏み込みの音が1度に聞こえるほどの超高速の連続攻撃。
「一つのことを極めろ」という師の教えを体現した技。
聴覚
優れた聴覚により、周囲の環境や敵の行動などを読み取る能力。
日輪刀(にちりんとう)
剣士が所有する刀。
鎬には稲妻のような紋様が入っており、雷の呼吸の申し子とでもいうべき極めて高い適性があることを示している。